能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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求塚 野村四郎(銕仙会定期公演)

観世流 宝生能楽堂 2015.03.13
 シテ 野村四郎、ツレ 北浪貴裕 長山桂三
  ワキ 宝生欣哉、アイ 山本東次郎
   大鼓 柿原崇志、小鼓 大倉源次郎
   太鼓 三島元太郎、笛 藤田次郎

求塚は浅見真州さんがなさった際の鑑賞記を書いています(鑑賞記初日月リンク)が、さてあれから9年近い時が流れてしまいました。
この求塚という曲、現在では五流ともに現行曲としていますが、観世流の求塚は昭和二十六年の復曲です。また少し前の資料を見ると「金春にはない」とありますが、金春流も現在では上演しています。もともと宝生流と喜多流のみが演じていたようで、金剛流も戦前ながら復曲したもの。
以前の鑑賞記にも書きましたが、この曲、たいへんに難しい、ある意味つらい曲です。江戸時代には、おそらく好まれなかったのではないかと想像しています。

後の世には理解する人がいなくなってしまうだろう・・・と、世阿弥が書き残した砧が、昭和になって人気曲として持て囃されるようになりました。この求塚も、世の多くの人々が理解するには、時の流れが必要だったのかも知れません。

さて舞台には、黄緑の引廻しをかけ枝を載せた塚の作り物が持ち出されて大小前に据えられます。
次第の囃子でワキの一行が登場。無地熨斗目に薄い茶の水衣、角帽子のワキ欣哉さんに、同じく無地熨斗目、緑の水衣を着け角帽子のワキツレ大日向寛さんと則久英志さんが登場し、舞台中央にて型通りに次第。

ワキは西国方より出でたる僧と名乗り、都に初めて登ってきたと述べて道行。浦伝いの船旅を重ね、摂津国生田の里にやって来たことが謡われます。
ワキの着きゼリフで、暫く一見・・・ということになり、ワキの一行はワキ座に着座。シテの出を待つことになります。
さてこのつづきはまた明日に
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