能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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緑泉会の狂言柿山伏と仕舞など

柿山伏は、国語の教科書などにも取り上げられていて、割と馴染みのある狂言だろうと思います。このブログの鑑賞記でも二度ほど取り上げておりまして、今回は特に鑑賞記のような形では記載しませんが、いずれにしても楽しい狂言です。

いつぞや、何かの鑑賞記にも書いたように思うのですが、庶民の生活の中で山伏がどういう立ち位置だったのか、このあたりを調べてみると面白いだろうなぁと想像しています。
日頃、病気や心配事など様々な不安に取り巻かれて暮らしている人々にとっては、いわゆる加持祈祷も、それなりに頼りになる物だったのだろうと思います。したがって尊敬して・・・か、必要に迫られてか分かりませんが、山伏には下手に出ざるを得ないものの、余り尊大に振る舞われると腹立たしい。という訳で、山伏をからかいの種にしてやろうと、まあそういうことで、こうした狂言ができてきたのでしょう。

後段で山伏が祈ると、アドの柿主が引き寄せられたりして、山伏にもそれなりの法力があることが示されますが、それもその程度の話。鳶の真似をして木から落ちて痛がっている山伏には、威厳も感じられませんしね。

山本家らしいカッチリした雰囲気でしたが、十分楽しんで拝見しました。
シテ 山伏 山本泰太郎、アド 柿主 山本則秀
 (13分・・・これまで観た柿山伏の中では上演時間が短い方です)

当日は例によって仕舞三番。
桑田貴志さんが大江山を。緑泉会会主である津村禮次郎先生が水無月祓。そして新井麻衣子さんが天鼓を舞いました。

仕舞の入らない会も少なくない昨今ですが、短い仕舞の中に物語の世界が感じられるか、見所も観る技量を試されていそうに思えます。
三番それぞれに楽しませていただきました。
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