能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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唐船 中所宜夫(九皐会定例会)

観世流 矢来能楽堂 2015.08.09
 シテ 中所宜夫
  唐子 中所真吾 原田佳典、日本子 松浦薫 松浦航
  ワキ 宝生欣哉
  アイ 石田幸雄 深田博治
   大鼓 亀井広忠、小鼓 観世新九郎
   太鼓 林雄一郎、笛 栗林祐輔

この唐船(トウセン)という曲、私はどうも縁が無いようで、これまで何度か観ようと思って機会を逃してきた一曲。と言う訳で初見です。

確かに上演も少ないのですが、その最大の理由は唐子二人と日本子二人という登場人物。
唐子はシテ祖慶官人が十三年前に唐土に残してきた子供達なので、普通の能楽師でも良いのでしょうけれども、直面でもあり、できれば子方から卒業したくらいの若い人に演じて欲しいところ。日本子はもちろん、官人が日本にやって来てから生まれた子ですから子方になります。
となると、なかなか適当な子供達が揃わないというのが、実情でしょう。
今回は中所さんのご子息はじめ、演者を揃えての上演で、良い機会でした。

さて舞台ですが、まずは名宣笛でワキ欣哉さんの出。青地に白い鶴の文様の直垂上下に、梨打烏帽子に白鉢巻を巻き、アイ深田さんに太刀を持たせての登場です。
常座に出て型通りの名乗り。アイは狂言座に控えます。

ワキは九州箱﨑の何某と名乗り、かつて唐土と船あらそいがあり、日本の船を唐土に、唐土の船を日本に引き取ったが、唐土明州の津の祖慶官人という人を留め置き十年余り召し使っている。牛馬を飼わせているので今日も申しつけようと言ってアドアイを呼び出します。
進み出たアドアイに対し、ワキは祖慶官人に牛馬を引いて野飼いに出るようにと命じ、これを受けてアドアイが幕に向かって声をかけ、ワキはワキ座に、アドアイは地謡前に着座します。
舞台は唐子の登場を待つ形になりますが、さてこのつづきはまた明日に
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