能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

内沙汰さらにつづき

右近は、左近になったつもりになり、地頭と顔見知りの態ですらすらと言い分を述べ、左近の牛が右近の田で一穂、二穂食べたところ、右近が年貢を代わりに出せ、牛を渡せと言うので迷惑していると言います。
地頭に扮した女房は、一穂、二穂では牛を引くことはできまい、と言い、左近役の右近は、公事の際にはよろしくお願いしますと言って稽古が終わります。

女房は(右近が)いつからそんなにちゃんと話ができるようになったのかと、大変感心します。右近も気をよくしますが、女房に、今度は右近の公事の稽古をしようと言われて、急に弱気になってしまいます。
ともかくも、今度は自分の側から公事を申し出る稽古になりますが、シテ柱あたりから既に怖じ気づいてしまい、ようやく地頭役の女房の前まで出ますが、ちゃんと話をすることができません。

右近は女房に急かされ、きちんと申し出ないと縛ってしまうぞ、と叱責され、さらに牛は諸足踏み込んだか片足か、居食いか撫で食いかと問い詰められると気を失ってしまいます。女房が介抱し、右近は気がつきますが、地頭殿はどこへ行かれたなどと、状況が理解できない様子。
女房が説明をして子細を思い出しますが、今度は急に怒りだし、女房のくせに縛るのなんのとは、なんと言う言い様だと女房にくってかかります。

女房は、稽古をしていて気を失ってしまうようでは、とても公事には勝たれまいし、昔から諸足踏み込んでの居食いならば田主の理分、片足踏み込んでの撫で食いでは左近の道理で、右近の方は無理だと諭します。

右近はこれを聞いて、「無理 無理」と不満げに繰り返しますが、ふと気が変わったように納得した風で、よいよい、いつでも左近のことを相談すれば、左近が道理で自分が無理というであろうものに、由ないことを相談した・・・と言います。
突然、妙な話になってきますが、このつづきはまた明日に
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