FC2ブログ

能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

酢薑のつづき

この二人、喧嘩になるかと思えばさにあらず、いずれも怪しい系図を言い合った後は、秀句比べをしようという話になります。
この日の演出ではアドの薑売りが秀句比べを言い出すと、酢売りの竹山さんがスッと横を向き、自分は秀句が得意なのでしめたもの、という趣旨の台詞を言います。なかなか細かいですね。


ここから、二人が同道しながら、「から」と「す」のつく言葉を言い合うという、この曲の中心的な部分になります。


これもやり取りされる秀句には様々なバリエーションがあるらしく、本当は見る度に書き留めておくと後々面白いのでしょうけれども、ついつい流れを観て笑っているだけになってしまいます。
いずれにしても、それぞれが「から」と「す」のつく言葉を言うわけですが、ひとつ二つ言うと、二人で大笑いというのを何度か繰り返します。


結局、二人は意気投合して一緒に商いをすることになり、明日の約束をして分かれる前に、ひとつ二人で笑おうということで、舞台前方に進み出て二人で笑って留めます。
私としてはアドの月崎さんの笑いの方が、自然にこみ上げてくるような感じがして、好感を持てたところです。


この留めの形も、薑売りが先に退場し、シテの酢売りが何がしかの台詞を言って留める形や、シテとアドがそれぞれ言葉を交わして留める形など、様々あるようです。
それだけこの曲が好まれて演じられているということなのでしょうね。

関連記事
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://zagzag.blog72.fc2.com/tb.php/222-6f257ccc

 | HOME | 

カレンダー

« | 2020-06 | »
S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

月ごとに

カテゴリー

カウンター


最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィールなど

ZAGZAG

頑張らない、をモットーに淡々と行こうと思っています。