能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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昭君 桑田貴志(緑泉会例会)

観世流 喜多六平太記念能楽堂 2015.09.05
 シテ 桑田貴志
  ツレ 佐久間二郎、子方 桑田大志郎
  ワキ 舘田善博
  アイ 三宅右矩
   大鼓 高野彰、小鼓 観世新九郎
   太鼓 大川典良、笛 八反田智子

王昭君の逸話は、たしか高校時代に世界史で習ったような記憶があるのですが、はて教科書に載っていたのか、先生の蘊蓄話の中でのことだったのか・・・。前漢の元帝の時ですから、紀元前48年から前33年の時期に、匈奴の呼韓邪単于(こかんやぜんう)に嫁した女性です。
能にはよくあることですが、曲名は昭君であるもののシテは昭君ではなく、前シテは昭君の父である白桃、後シテは呼韓邪単于(観世流以外は韓邪将とするようですが)の幽霊という、いささか変則的な形です。このあたりをめぐる点については、鑑賞記のあとで書いてみようと思います。

さて舞台はまず名宣笛でワキ舘田さんの登場。笛の音にしみじみと聴き入ってしまいますが、同じ流儀でも差し指の違いで印象が随分と違います。演者の個性が感じられるところです。
登場したワキは、白大口に側次を着け、唐土江甫の里に住まいする者と名乗ります。このあたりに白桃王母という老夫婦が住んでいるが、この夫婦の娘昭君は並びない美人で、帝に召されて寵愛を受けていた。しかし事情あって胡人の国へ差し遣わされたため、父母の歎きが深く、慰めようと夫婦の家に向かうところだと説明します。

これを受けて一声の囃子。前シテ、ツレの登場となります。
先に出たツレ姥が王母で、無紅の唐織に青系の褸の水衣を着けて左手に萩箒を持っています。後から出たシテ老人、こちらが白桃ということになりますが、鼠色の無地熨斗目着流しに絓水衣を肩上げ、こちらも右手に萩箒を持っています。
橋掛りを進み、先に立ったツレが振り返り、幕前のシテと向き合っての謡い出しとなりますが、このつづきはまた明日に
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