能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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当麻もう一日のつづき

ワキ、ワキツレは舞台中央で向き合っての待謡。「いいもあえねば 音楽の(上掛は不思議やな)妙音聞こえ光さし 歌舞の菩薩の目のあたり 現れ給う不思議さよ」
謡い終えた一同はワキ座に着座しシテの出を待ちます。

出端の囃子。後シテは緋大口に白の長絹、天冠を着けて左手には経巻を持っています。
常座まで進み出ると、唯今夢中に現れたのは中将姫の精魂と自ら謡います。
浄土経の功徳を謡うシテの謡を受け、地謡が「ありがたや 尽虚空界の荘厳は」と謡い出し、シテは七、八足ほど前に出「転妙法輪の音声は」と下がり、やや右を向くとサシて開キ、地謡の「惜しむべしやな」から後ろを向いて大小前へ。正に直すと六、七足ほど出て経巻を広げ「唯心の浄土経 いただきまつれや」の謡に、両手に広げた経巻を頂き、ワキに寄って手渡します。

ワキは座したまま正に向いて、頂いた経巻を広げて読む形。シテは正中で「為一切世間 説此難信」と謡います。
シテ、地謡の掛け合いとなり、シテはワキを向いて扇を広げて指し、正に直すと「乱るなお」と再びワキに向いて左袖返し、直して正中から右に回ると大小前に戻って開キ。
答拝して早舞となりました。
この間にワキは経巻を持って立ち、ワキ座へ下がります。

早舞は常の型ですが、舞上げると「後夜の鐘の音」と謡い、八足ほど出て行きカカリ。開いて右に回り、正中で開キ。謡に合わせて舞台上を舞い、「唯西方に 迎え行く」で目付柱から笛座に向けて雲扇。サシて目付柱に向いて出て舞台を廻り、正中から常座へ進みます。
最後は左の袖を返し「夜はほのぼのとぞ なりにける」の謡に留拍子を踏んで終曲となりました。宝生流らしい燻し銀のような舞台でした。
(114分:当日の上演時間をおおよそで記しておきます)
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