能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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竹雪さらにつづき

アイはワキ座に立ち、正中に出て下居した子方に向かい、殿が出かけるに際して月若をいたわるようにと言い残して行かれたが、これはお主があることないこと悪し様に告げ口をしたからだ。ああ腹が立つ。面憎い・・・と言い、一度立ち上がってくるりと回ると、地謡前に斜め前を向いて着座します。

子方は「げにや世の中に月若ほど 果報なき者はよもあらじ」と謡い出し、我が身を悲しんで、長松にいる実の母と姉に暇乞いをして何処かに行ってしまおうとシオリます。

大小アシライで幕が上がると、シテが無紅唐織着流しで登場し、幕前に出てサシの謡。
松吹く風も淋しく、人も尋ねてこない長松の隠れ家の明け暮れを謡います。この間に子方は立ち上がり橋掛りへ入ると、一ノ松に立ってシテに向き合います。長松の母の住居を訪ねた形。

子方が、月若が来たと声をかけ、シテと問答になります。
一人で来たという月若に、シテは日も暮れたのになぜ一人でやって来たのかと問いかけますが、子方は、今やって来たのは継母の・・・と言いながら幕前のシテに走り寄ります。
シテは子方の言葉を遮り、左の手を子方に添えつつ、我が子のやつれた姿に片シオリして、月若の今の境遇を悲しみ涙します。

地謡が受け、シテは幕前で床几にかかり、子方は二の松に下居します。
「親子ならではかくあらじ」と地謡が納めるとアイが立ち上がり、正面を向くと、月若の姿が見えないと独り言ちします。続けて、実母のいる長松に告げ口をしに行ったものであろうと言い「いかに誰かある」と従者を呼び出します。

アイ男の虎之介さんが進み出ると、アイ女は月若はどこへ行ったかと問いかけます。男が知らないと答えると、長松の母の所へ自分のことを告げ口しに行ったものであろう面憎いことだと言い、男に長松へ行き月若を連れ戻してくるようにと命じます。
これを受けて男が立ち上がりますが、さてこのつづきはまた明日に
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