能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

唐船 盤渉・手掛之応答 武田志房(国立能楽堂特別公演)

観世流 国立能楽堂 2016.01.31
 シテ 武田志房
  唐子 藤波重光 馬野訓聡、日本子 武田章志 長山凜三
  ワキ 福王和幸
  アイ 大藏吉次郎 大藏千太郎
   大鼓 國川純、小鼓 観世新九郎
   太鼓 桜井均、笛 藤田次郎

唐船は昨年8月に同じ観世流の中所さんがなさった際の鑑賞記を書いています。長年、観る機会のなかったこの曲を、半年ほどのうちにまた観ることになるとは思ってもいませんでした。
同じ観世流でもあり、鑑賞記をどうしようかと思ったのですが、ワキが福王流、アイは大藏流と、前回の下掛宝生流、和泉流とは異なっていることもあり、ともかく舞台の様子を記しておくことにしました。

まず舞台には名宣笛でワキの登場。黒い、褐色(かちんいろ)でしょうか直垂上下に梨打ち烏帽子を着け、白鉢巻き姿で舞台に進み常座で名乗ります。
後からアドアイの吉次郎さんが太刀を持って続き、後ろに控えます。

ワキは名乗りに続け、祖慶官人に野飼いを申しつける旨を述べ、正中に出るとアイを呼び命じます。アイは常座に下居してワキの命を承り、ワキがワキ座に向かうと常座に立ち上がって、祖慶官人に命ずる旨を告げます。さらに左右にこの分心得るようにと触れて笛座前に着座します。

アシライで後見が船を一ノ松に出し、一声の囃子でオモアイと唐子二人が船に乗り込みます。唐子が向き合っての一セイ。アイは帆柱を立て帆を組み立てます。
続いてソンシのサシ、ソイウと二人での謡で、十三年前に日本に捕らわれてしまった父を探しにやって来たことを謡います。
下歌から上歌となり「明州河を押し渡り」と一句謡ったところでアイが帆を揚げます。道行の様子が謡われ「箱﨑に早く着きにけり」の謡で帆が下ろされます。
さてこのつづきはまた明日に
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