能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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唐船またつづき

どうもこの物着のところでふっと気を抜いてしまったようで、気がついたらいつの間にか装束が替わり、水衣ではなく袷法被なのか、やや重い感じのする濃茶系の装束になっていました。

この間に唐子二人は立ち上がって橋掛りへと進み、一ノ松あたりに立っています。
シテは常座あたりから二人を見て、声をかけます。
シテ、唐子の掛け合いから地謡が受けて「春宵一刻その値 千金も何ならう」と謡うなか、シテは右の手を上げて下ろし、大小前で一廻りします。唐子二人は舞台に入りワキ正へと進みます。
「尊とや箱﨑の 神も納受し給うか」と地謡が納める内に、オモアイも後見座前に進んで一同が着座し、シテは正中で合掌します。

オモアイが追い風が下りたと告げて狂言座に下がり、ソンシがこれをシテに告げます。
シテが暇乞いをしワキも許すと、シテが立ち上がりますが、同時に日本子二人も立ち上がって、シテの後ろ姿に自分たちも連れて行って欲しいと声をかけます。

シテは向き直り、忘れていたこちらへ来るようにと日本子達に声をかけますが、これをワキが留めます。祖慶官人が帰国するのは良いとして、日本子たちは此所の生まれであり自分が召し使い続けると言います。これを受けて日本子二人は情けないと歎き片シオリです。

唐子が急ぎ船に乗るようにと改めて声をかけて立ち上がり、シテを真ん中に、日本子と唐子が左右から取りつく形で囲み、一同は腰を下ろしてシオリます。
短いクセとなり、「今は思えばとにかくに」と謡ったシテは、続く地謡の「船に乗るまじ留まるまじと」で日本子、唐子と見て立ち上がり、「巌にあがりて十念し」で合掌して身を投げる態で正先に出ようとしますが、四人の子がシテに取りついて留めます。
四人の子が片シオリ、「さすが心もよわよわと」とシテは下がって大小前でモロシオリの形になります。
さてこのつづきはまた明日に
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