能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

政頼さらにさらにつづき

大王はシテに何者だと声をかけます。
鬼に促されて、シテは政頼という鷹匠と名乗ります。ここでアド閻魔大王とシテ政頼の間で、再び、鷹匠は殺生を第一とする罪人だ、いや科にはなるまいという問答。シテが捕った鳥は鷹に食わせて「餌がら」というものを人間が料理して食べるのだという説明に、大王は「下郎の業だ」と言います。
しかし政頼は、鷹狩りは下々のものではなく古来帝王の御遊覧より起こったことだと言い、これを聞いた大王が鷹の子細、鷹野の起こりを語るように求めます。

政頼の語りになり、鷹にまつわる話から鷹狩りについて、仕方を交えつつ語ります。
まずは鷹の吉相として、目が明星のようであるとか、はし爪が三日月のようであるなどと言い、羽根、毛、尾、などなど吉相を数え上げます。
またその名は、摩加陀国では「しゅおう」、契丹国では「かんせん」、新羅国では「こてう」、百済国では「くり鳥」と言い、太唐では「はしゅ鳥」と数え上げ、そして日本では「鷹と名付く」と言いつつ笞持つ右手をあげて笞を倒します。
さらに我が朝にて、鷹狩りのはじめは人皇十七代仁徳天皇の四十二年、御狩に行幸あり鷹を放ち雉を捕らせたことにある。宮中公家大名小名、みな鷹狩りを第一の遊覧としており「なんぼう面白きことにては候はぬか」と言いつつ、シテは腰を浮かせて大王を指します。

「さてさて子細を聞いて肝を潰した」と大王は驚き、鷹を使って見せて欲しいとシテに求めます。
シテは、鳥がいればとって見せましょうと言い、大王はあそこの大山は死出の山といって麓には様々な鳥が沢山いると答えます。
するとシテは、犬はいないかと問います。犬をどうするのかと尋ねる大王に、シテは、犬を連れて来て草の間を通らせると鳥の居所を嗅ぎ出す。勢子といって大勢の草を打ち払う役人も必要だと言います。

これを聞いた大王は、勢子には鬼達をあてることにし、犬を引いてこさせる事にします。さてこのつづきはまた明日に
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