能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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政頼またつづき

鬼の一人が犬を連れて来ます。「さあさあ行け行け」と声をかけると「びょうびょうびょうびょう」と犬が鳴く形。狐、狸、犬と、狂言の役者さんはなかなか大変です。
シテが橋掛りまで見に行き、恐ろしげな犬でござると言うと、犬を連れて来た鬼は、人食いの犬でござるなどと答えます。

残った四人の鬼達は勢子ということで棒を持って立ち、大王が犬を使い、犬を連れて来た鬼も勢子に加わって、一同で声をかけながら舞台を廻ることになります。

シテ政頼が、良い場所を選んで鳥を追うようにと促し、先に立って犬を連れた大王が、おそらく「嗅げ 嗅げ」という意味と思いますが、声をかけると、鬼の一人が「ほーほー」と声を出し、残る鬼達が「ほーとり ほーとり」と声を合わせます。
一同は橋掛りへと進み、幕前まで行って戻ってくると、大王が一ノ松に立ち、鬼どもが橋掛りに並びます。

シテは幕前で「いでいで鷹を使はんと」と謡い出して囃子。
地謡が謡い出し「いでいで鷹をつかはんと。十王犬をやり給ひ。鬼は草を打ち払へば。死出の山の南の方よりおん鳥一羽飛び来たるを。政頼これを見るよりも。たばなしをしつつあはせければ中にて掛てぞ捕ったりける」と謡います。
謡のうちに大王と犬が出て犬は切戸へ。

シテは謡に合わせて、まるで狙いをすませて鷹を放つ間合いをはかるような態で、手に載せた鷹の羽根を開き、鷹を放したように袖で包んで鷹を隠します。まさに鷹が放たれたように見えるのは磨かれた技ですね。

シテはワキ正に進み、獲物をつかまえた様子で、後見から渡された羽根を抱え「餌がらを上げさせられい」と大王に獲物を差し上げるように、鬼に渡します。
さてこのつづき、もう一日明日に
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