能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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政頼またまたのつづき

鬼から獲物を受け取った大王、さっそく「むりむりむり」と餌がらを食べる様子。さてもさても美味いことだ、人を喰うより口当たりが良いなどと食べていますが、鬼達の視線を感じて「汝らも少しずつ食べへ」と餌がらを渡します。

渡された鬼達も順に「めり、めりめりめり・・・」、次の鬼は「がり、がりがりがり・・・」、続いて「ばり、ばりばりばり・・・」と食べていきますが、段々残り少なくなる様子に、「こちへおこせ」などと争いになります。最後の鬼は残りが小さくなってしまった様子で「こり、こりこり・・・」と音も小さく食べる様子になります。

さて大王は政頼に感謝し、珍しい事をして見せて命を延ばした、などと言います。閻魔が命を延ばしたというあたりも笑いを誘うところ。
大王は政頼に、なんでも望みを叶えてやろうと言います。
とは言え、極楽に行かせて欲しいなどと言わず、地獄にいて鷹狩りをし、大王を慰めるようにと続けます。

政頼は大事を申し残したので、一度娑婆に帰して欲しいと求め、それは難しいという大王に、娑婆には鶴や雁など良い鳥が沢山いるので、鷹を使って餌がらを大王に送りましょうといいます。

大王は、ならば三年に限って娑婆に戻してやろうと約束し、その三年の間には、近親者で病気になったり弓矢で死んだりする者もあろうから、その折には餌がらをこちらに送れと言い、シテが承って、大王の謡。大ノリで「如何にや如何に政頼よ」と謡います。

続いて地謡になり、大王は「三歳の間」と指折り数えて政頼を見込み、シテは両手突いて挨拶すると立ち上がって常座へ。大王も立ちあがってシテを追い「招き返して玉のかんざし石の帯を」の謡に、冠をとってシテに渡します。
シテ政頼は走り込むように幕前まで進み「再び娑婆にぞ帰りける」の謡に留拍子踏んで終曲。大王も常座で見送る形でした。
大曲でもあり、デジタルライブラリーのテキストを使いましたので、いささか詳しく舞台の様子を書き留めることができました。
それにつけても萬斎さんの狂言は実に面白い・・・
(45分:当日の上演時間をおおよそで記しておきます)
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