能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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重衡さらにさらにつづき

シテが幕に入ると後見が杖を下げ、アイ奈良坂辺に住まいする者が進み出ます。久しく出かけなかったが八重桜が盛りなので、出かけて心を慰めようなどと言って出てワキに気付きます。型通りの問答の末に正中に座して、ワキの求め応じて重衡の最期を語ることになります。

重衡は入道相国清盛公の四男であるが度々の合戦に遣わされていた。治承四年、南都の大衆が蜂起し、これを鎮めるために重衡が大将軍として南都に攻め込んだ。
夜戦になり暗いので灯りを求めたが、松明の火が大仏殿に燃え移り、折からの風にあおられて多くの伽藍に火の粉が降りかかった。
後に一ノ谷の合戦で重衡が生け捕られた後、南都の大衆の求めにより、重衡は木津川のあたりで斬られることになった。
最期にあたって仏を拝みたいと重衡が言い、折から駆けつけた知時が木仏を探してきて重衡に向かわせた。重衡は十念を唱えつつ首を述べて斬らせたと聞いている・・・と概略、そのようなことを語ります。

この後は型通りの問答になり、さらなる弔いを勧めてアイが退場。ワキの待謡です。重衡の跡を逆縁ながら弔うとワキが謡って一声の囃子。後シテの出です。

シテは白地に金の波を描いた半切に長絹肩脱ぎ、立烏帽子に白鉢巻き、太刀を佩いて一ノ松に進み出ます。
「あら閻浮恋しや」と謡って左袖を巻き、直して一セイ「奈良坂の この手に執るや梓弓」と謡い、地謡と掛け合い。「八十氏人の数々に」の謡に面を切り見廻し、ヒラキ。
「心の雲も晴れゆく月の」と左袖巻いて廻り「夜声の御法の有難さよ」とサシて舞台に進み常座でワキに向き合掌します。

シテ、ワキの問答となりますが、このつづきはまた明日に
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