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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

杜若 金剛永謹(天地人之会)

金剛流 国立能楽堂 2006.11.03
 シテ 金剛永謹、ワキ 安田登
   大鼓 安福建雄、小鼓 曽和正博
   太鼓 桜井均、笛 中谷明


どうもこの杜若のような、草木や花の精をめぐる能っていうのは弱いんですよねえ。
と言いながら去年と今年だけでも四回ほど観てますが、五月の金春会で辻井八郎さんの杜若を観た鑑賞記でも書きましたように、同じ伊勢物語を下敷きにした世阿弥の名作「井筒」などと比べると、なんだか中途半端な印象もあります。
とは言え今回は金剛流。
金剛の杜若は初見ですし、日蔭之糸と増減拍子の小書き付き。舞金剛ともいわれる金剛流ですし、序ノ舞物をどう演じられるのか、楽しみにしていたところです。


まずは名宣リ笛でワキ安田さんの登場。
安田さんはロルフィングという身体技法をなさっていて、この関係での著書もあります。最近では「ワキから見る能世界」という本を上梓されていて、これがなかなか興味深い本です。
それはさておき、登場したワキは諸国一見の僧であると名宣リ、東国行脚の旅に出て三河の国にたどり着いたと道行を謡います。


三河の国八橋は杜若の名所、ワキが眺めているとシテの女が呼び掛けながら登場してくるという趣向です。
衣装の唐織りには八橋の文様が描かれている様子でした。


永謹さんは大柄で、声も低音が良く響く謡をされます。しかしそれが女を演じる上での違和感にならないところが、また能の不思議なところですね。
このつづきはまた明日に

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