能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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第六天さらにつづき

夕べは久しぶりに遅くなりまして、更新を断念しました。
ということで一昨日のつづき
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狂言来序で、アイ末社が登場してきます。末社出立、緑の水衣に緑系の末社頭巾。
常座に出て、伊勢大社に仕える末社の神と名乗ります。
都に解脱上人という尊い沙門がおられるが、初めて伊勢に参詣されるに際して、第六天の魔王どもが集い、上人を様々に魔道に引き落とそうとしている。

大神宮がこれをご存知になり、仮に人の姿となって上人に会い、魔王どものたくらみをお話になった。
上人は桜本中納言の御子にて、世に類なき知識であられる。春日大明神も上人をご寵愛なされて片時も離さないほどのお方である。大神宮も上人を一入大切に思われて、この子細をお話になったものである。

どのような魔王であろうとも、障礙をなそうとすれば、たちまち神力の験があるだろう。伊勢内宮、外宮はもとより日本国中の神々が商人に力を貸すであろうから、なかなか魔王どもも上人を魔道に引き落とすのは難しいだろう。
とは言え、魔王は天地に通ずる者であり、力もあるので、当宮の末社まで皆々出でて上人を守るようにと触れ、退場します。

会いが退場するとワキが謡い出し、地謡が受けて「俄に大空冴えかへり 風雨雷電肝を消し 六種の震動おびたたしや」と謡って大癋。
囃子に乗って後シテの登場です。牙癋見というんだそうで、新しくあつらえた面だそうですが、怖いなかになんとなくユーモラスな雰囲気を感じさせる面。赤頭に朱の半切、黒金の袷狩衣を衣紋着けにし、唐冠。手には魔王団扇を持っています。
一ノ松で正面向いて開キ「そもそもこれは 仏法を破却する 第六天の魔王とは我が事なり」と謡います。

地謡が「さて供奉は誰々ぞ」と大ノリで謡いかけ、シテ「六天には 煩悩の悪魔」地「陰魔死魔」シテ「天子業魔」地謡「その他従類悟りの道を 障碍の群鬼はさまざまなり」と続いて、シテは舞台へと入り正中で開キます。
このつづきもう一日、明日に
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