能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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第六天さらにさらにつづき

ワキの謡「その時解脱合掌して」ワキは中啓を置いて数珠を手に取り合掌。
地謡が受けて謡うなか、シテは正先へ出て幕を見込み「素戔嗚現れ出で給へり」の謡に常座に出て雲扇、直して笛座前に左袖を被いて下居します。

早笛が奏されて後ツレ素戔嗚命が登場してきます。
天神の面に黒頭、走天冠。法被肩上げし、右手には剣を持っての登場です。

短い地謡のうちにシテも立ち上がり、舞働となって、第六天魔王と素戔嗚尊の戦いの様が演じられます。
舞上げた後も戦いが続きますが「飛び違ひ須弥に 上がらんとするを」とシテが柱に取りつくところを「引き留め」とツレが止めてキメた後、ツレは「尊は雲居に上らせ給ひ」と幕に入り、シテは常座から「通力つき果てて」と下がり、ワキ座から常座に再び向かうと「虚空に跡なく 失せにけり」と袖を被いて下居、改めて立ち上がり留拍子を踏んで終曲となりました。

作者不詳となっていますが、中森さんの話では、だいぶん新しい時代の作ではないかとのこと。見せ場の面白さはあり、何よりも鎌倉能舞台の、見所と舞台との距離が大変に近いところでしたので、演者の息遣いが聞こえてくる迫力が楽しめました。

初日に書きましたが、鎌倉能舞台に辿り着くのが大変だったという話、東海道線の品川から先は大混雑で、京急で横浜まで行ってしまおうと思ったのですが、京急も遅れが出るほどの混雑でした。そもそもゴールウィーク中のことで、乗り継ぎ乗り継ぎ、ようやく鎌倉に辿り着いたものの、江ノ電に乗ろうとしたら「電車に乗れるまでに40分」とのこと。それじゃ歩いて行った方が早いと、思いのほか気温の高い中を長谷まで歩きました。
帰りも鎌倉駅が大混雑で、やっぱりゴールウィークのような時期は避けた方が良さそうです。鎌倉能舞台自体は、また行ってみたいなと思う、良い雰囲気だったのですが・・・

ところで乗り継ぎの電車の中で、大船から乗ってきた若い四人組の男女。聞くともなしに彼らの話が聞こえてきて「鎌倉って、鎌倉時代と関係あるのかなぁ・・・」
えっええっ!? 何言ってんだこの人達、と思いつつ聞いていると、一人がスマホで早速検索。「鎌倉に幕府が開かれたんだって」「オレ 歴史弱いから・・・」
強いとか弱いとかの問題ではないような気がするのですが・・・ともかく彼らも鎌倉に向かっておりました。ショッピングと散策・・・ですかねぇ
(53分:当日の上演時間をおおよそで記しておきます)
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