能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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久しぶりの五雲会

昨日は久しぶりに宝生能楽堂へ五雲会を観に行ってきました。平成25年5月の会以来ですので、三年半以上間が空いたことになります。
今月もいつもの通りの能四番と狂言二番の番組ですが、時間の都合もあって、高橋憲正さんの高砂と金井賢郎さんの花月、それに狂言は能村晶人さんのシテで鬼瓦の、都合三番を観て帰ってきました。

高橋憲正さんの能も久しぶりですが、本当に観に行って良かったとしみじみ思う一番です。中入前、後場の出、神舞などなど、しばし酔いしれた感があります。五雲会での初シテ草薙以来、折に触れ憲正さんの能を拝見する度、能を観る楽しみをあらためて感じています。
その割には、ここしばらくは、まだブログで取り上げていない曲を優先していたこともあり、憲正さんの能を観ておりませんでした。

ところで高砂はそもそも好きな曲ですが、この曲どこが気に入っているのか、実は自分でもよく分かりません。とは言え、そんなくらいなので各流の高砂を観ていますが、それぞれに型に工夫がありそうした相違も興味深いところです。
「二月の雪 衣に落つ」のところで、宝生流は左の袖を広げ降る雪を袖に受ける型をしますが、昨日の型はとても綺麗でした。金春流の袖の雪を払うような型も面白いのですが…

花月の金井賢郎さん、はじめて拝見しました。
宝生流としては、やや異質な感じのお声で、最初はちょっと馴染めないなぁと思いつつ観ていたのですが、所作が大変美しい。
後場の鞨鼓も見事でした。子方の時代から十分な修練を積まれたのだなあと、思わせる一番です。この方は将来も楽しみ、と思った次第です。

能村晶人さんの鬼瓦。
野村扇丞から本名に戻されて、なんだか一段と芸に重みが出たような感じがします。いや前からそうだった…と言われれば、気のせいなのかも知れませんが、鬼瓦の主人らしい、風格と同時に何ともいえない人の良さみたいなものが出ていたかなあと感じたところです。

とにもかくにも、久しぶりに五雲会を観て、良い休日を過ごしました。
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