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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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翁付淡路のつづき

開演から70分ほどで三番三が退場して地謡が地謡座に移り、脇鼓が退場して淡路となりました。

次第が奏されてワキ一行の出。大臣ワキの野口能弘さん、舞台を拝見するたびに充実感が増しているように感じます。ワキツレは則久さんと野口琢弘さん。脇能らしく三人が登場し、三遍返しに次第を謡ってワキの名乗り。当今に仕える臣下と名乗って、住吉玉津島への参詣を済ませ、淡路国に渡ろうと思う旨を述べて道行。
玉津島神社は和歌浦にあり、ここから舟を漕ぎ出して海路、淡路に向かいます。

短い道行の謡から着きゼリフ。一行は神代の古跡をを尋ねようといってワキ座に下がります。
真ノ一声の囃子で前シテ、前ツレの出。
先に出たツレは段熨斗目に水衣、白大口に朳を肩に担い一ノ松まで出ます。シテは小格子厚板に水衣肩上げ、白大口に、ツレ同様朳を肩に担い、幕前まで出てツレと向き合います。

一セイ、二の句と謡って、ツレが先に立って舞台へ。シテは朳を肩から外し右手に持って常座へと進みます。
シテのサシからツレとの同吟、上歌と続きますが、神代から神の恵みを受けて田を耕し種を納めてきた淡路の地で、頃しも春の田を作るとき。苗代の水に桜も散って雪を思わせる景色を眺めると謡い、上歌の終わりでシテ、ツレが立ち位置を入れ替えて、シテが正中、ツレは角へと移ります。
「雪をもかへすけしきかな」の謡を聞きつつ、ツレは常座で後見に朳を渡して角まで出、シテは肩から下ろした朳をそのまま手に持って常座に立ちます。

ワキが声をかけ、水口に幣帛を立てる様子からみて、ここは御神田かと問います。シテは当社二の宮の御供田なので、内外清浄にして田を作っているのだと答えます。
ワキは続けて、二の宮といういうからには国の一の宮はどこかと問いますが、シテの答えは、当社は二の宮だが、国中の一、二を言うのではないという思いもかけない答えです。さてこのつづきはまた明日に
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