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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

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翁付淡路またつづき

シテの意外な詞を受け、さらにツレが、当社は二柱の神の神殿なので二の宮というのだと続けます。二柱は伊弉諾と伊弉冉ですが、ワキを交えての問答から「伊弉諾と書いては」「種蒔くと読み」「伊弉冉と書いては」「種を収む」「これ目前の御誓なり」とシテ、ツレの詞、謡が続いて地謡に。
地謡を聞きつつ、ワキはワキ座に、ツレは笛座前に、シテは舞台を一廻りして常座から正中に出て座します。

ワキが、なお当社の謂われなどを物語るように求め、地のクリ。天地開闢の昔、混沌が分かれて清く明らかなるものが天となり、重く濁るものが地となったと謡う地謡に、シテは正中に座して肩上げを下ろし、当社の謂われを語る態でサシ。
木火土金水の五行が陰陽分かれて、木火土の精が伊弉諾となり、金水の精が伊弉冉となったと謡が続きクセに。

クセは居グセで、伊弉諾・伊弉冉の国生みの初め磤馭慮島はこの淡路島のことで、その後大八洲が作られ皇孫が天下った、と国生みの神話が謡われます。
ロンギ、天浮橋の古を現して客人を慰めようとシテが謡い、「烏羽玉の 我が黒髪も 乱れずに 結び定めよ 小夜の手枕」の歌を残して、姿を消してしまったと謡う地謡に、シテは立ち上がって常座で開キ、あらためて送り笛に送られて中入となりました。
この「烏羽玉の」の歌、原典が分かりませんが、なんとなく万葉集にでもありそうな印象の歌です。

シテが幕に入ると、アイ所の者が呼び出されて正中に出、ワキとの問答から当社の謂われなどをあらためて語って下がります。
ワキ、ワキツレによる待謡。謡い終えてワキ一同がワキ座に下がると出端が奏されて、後シテの出となります。
さてこのつづき、もう一日明日に
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