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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

呉服 辻井八郎(座・SQUARE第21回公演)

金春流 国立能楽堂 2018.07.15
 シテ 辻井八郎
  ツレ 井上貴覚
  ワキ 野口能弘
  ワキツレ 野口琢弘 舘田善博
  アイ 小笠原匡
   大鼓 原岡一之、小鼓 観世新九郎
   太鼓 小寺真佐人、笛 藤田次郎

呉服は十年ほど前に、宝生流小倉健太郎さんの演能の鑑賞記を書いています。
この曲、あまり上演されません。例の観世流演能統計でも193位、輪蔵や第六天よりも演能回数が少ないという稀曲の類です。私もたしか三度目の鑑賞ですが、今回は作り物の機織台が出されまして、これは初めて見ました。

囃子方、地謡一同が座に着くと、機織台が持ち出されてきます。下は当日のパンフレット表紙と、中のページの写真ですが、表紙では左から二番目が機織台です(著作権に影響がない程度に画質を落としました)。これはおそらく二十八年前に金春晃實さんがなさった時の写真ではないかと思いますが、今回のものとは少し違うようです。何分、国立能楽堂にも機織台は備えていないため、今回は写真や記憶をもとに、シテの辻井さんはじめ皆さんで作られたとのこと。
今回のものは、もう少し糸の傾斜が緩い感じです。上部に鋸の歯のような形に見えるのは朱の鬘帯で、上に赤い布を巻いた弓のような形のものが付けられていました。下に見える糸の束は見所から見て左から緑、黄、赤、白、紫と、揚げ幕と同じ色、順序になっていました。写真は白黒でよく分かりませんが、こちらから見て左から紫、白と並んでいるようで、今回と逆順のようにみえます。
表紙  img1002.jpg
ともかくも舞台にはワキ、ワキツレの一行が登場し、三遍返しで次第を謡います。
当今に仕える臣下と名乗り、住吉明神に参籠したので浦伝いに西の宮に参ると言って道行。津の国呉服の里に着き、機織りの音が聞こえると言いワキ座に着座します。
さてこのつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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