FC2ブログ

能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

放下僧 中所宜夫(緑泉会例会)

観世流 喜多六平太記念能楽堂 2018.09.17
 シテ 中所宜夫
  ツレ 中森健之介
  ワキ 村瀬慧
  アイ 内藤連
   大鼓 國川純、小鼓 飯田清一
   笛 藤田貴覚

この日は所用があったのですが、中所さんからのお知らせに「放下僧は・・・とても変な曲」とあり、そう言われてみるとたしかに不思議な感じの曲だった記憶もあって、いたく興味をそそられました。という訳で、とりあえず本曲だけでも観に行ってみよう、と出かけた次第です。このため、当日はこの放下僧と、狂言の栗焼しか観ておりませんが、どのあたりが「変な曲」だったのか、それは舞台の様子の中で触れてみたいと思います。

さて舞台ですが、まずはツレが登場してきます。無地熨斗目に素袍上下の姿で常座に出、下野の国の住人、牧野左衛門何某の子、小次郎と名乗りますが、ツレの名乗りなので登場楽もなく、こういう始まり方も能としては珍しい部類と思います。
ツレは、父親が相模国の住人、利根信俊に討たれてしまったので敵を討とうと思う旨を述べ、幼少より出家した兄に相談をしようと言って、シテ柱奥から幕に向かって案内を乞います。

これに答えて直面、角帽子に無地熨斗目、水衣姿のシテが姿を現し幕前に立ちます。
シテの「や 此方へ渡り候へ」で立ち位置を変えて二人とも舞台に進み、シテは地謡前、ツレは常座に座して問答となります。

何のために来たのかと問うシテに、ツレは親の敵を討とうと思うが一人ではどうしようもなく日々を過ごしている。どうか一緒に敵を討って欲しいと言います。しかしシテは幼少よりの出家の身であり今更敵討ちも出来ないと、拒む様子。
そこでツレは親の敵を討たぬ者は不孝であると言い、唐土の故事を語ります。
その故事の語ですが、このつづきはまた明日に
*** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** ***
このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://zagzag.blog72.fc2.com/tb.php/2439-9a64ccc3

 | HOME | 

カレンダー

« | 2018-11 | »
S M T W T F S
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

月ごとに

カテゴリー

カウンター


最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィールなど

ZAGZAG

頑張らない、をモットーに淡々と行こうと思っています。

FC2Ad