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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

輪蔵のつづき

輪蔵の作り物ですが、杉並区下高井戸の竹工芸の店「竹清堂」さんのサイトに「能楽の作り物」のページがあり、ここに舞台上の輪蔵と竹の骨組みの写真が掲載されています。グーグル等で検索されると簡単に見つかると思います。
ただし現在サイトの移行中ということで、新しいサイトの方には今のところ舞台写真だけで骨組みの写真は掲載されていませんので、現行のサイトの方を御覧になってください。サイトの舞台の写真は、写っている演者からみて今回のものではありませんが、骨組みを見ると六角形なのがよくわかります。

輪蔵の作り物は、古い演能の写真を見ると様々なバリエーションがあるようで、基本形は決まっているものの、上演する際にそれぞれの能楽師が工夫したのだろうと思われます。しかし国立能楽堂の輪蔵はどうやら「竹清堂」さんの作のようで、サイトの写真と今回の舞台の輪蔵はそっくりでした。

さて輪蔵の作り物が角のあたりに出されると、続いて一畳台が持ち出されて大小前に据えられ、さらに紫の引廻しをかけた朱屋根の大宮が載せられます。

準備が整うと次第が奏されてワキ、ワキツレの出。ワキは白大口に着付は小格子厚板、茶の水衣で金に輝く角帽子を着けています。ワキツレ二人は白大口に無地熨斗目、薄く小豆色がかった灰系の水衣に、こちらは紺系の角帽子です。

舞台中央に向き合っての次第。続いてワキの名ノリで、筑前大宰府の僧と言い、都に初めて上りただいま北野天満宮に参詣すると述べて合掌します。大宰府と北野天神は御一体であり殊更北野天神に参詣する意味があるということでしょう。

控えていたワキツレが立ち上がり、再び向き合っての道行。筑紫を船出して難波の浦に着き、日数も重なれば都にやってきたと謡っておさめ、ワキの着き台詞。北野に参ろうと思うと言うと、ワキツレが「尤もにて候」と声を上げてワキ座に着座し、ワキは常座から「門前の人」とアイを呼び出します。
さてこのつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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