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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

石神のつづき

さて舞台にはまずシテ男の忠三郎さんが登場し名乗り。一緒に出たアド仲人の彌右衛門さんは後ろに控えます。
男は、自分の妻はわわしいが良くできた女で、それを頼りに自分は遊び歩いている。妻は以前より暇が欲しいと言っているが、妻がいないと生活が成り立たないのでそのままにしていたところ、家を出て行ってしまった。夫婦ともども世話になっている人が居るので、さだめて挨拶に伺うだろうから妻を引き止めてもらおう、といったことを言い舞台を廻り仲人の家に急ぎます。

家に着いた、と仲人を呼び出し事の子細を語ると、アド仲人は妻の言い分はもっともだが、改心するなら引き止めてやろうと言い、シテに隠れているようにと言います。これを受けてシテは後ろ向きに着座して隠れた形。仲人もこちらは前向きに着座すると、アド妻の彌太郎さんが出て常座での名乗りとなります。
夫がどうしようもない男なので里に帰ることにしたが、仲人に挨拶をして行こうという次第で舞台を廻り、仲人を呼び出します。

妻が里へ帰ると言うと、仲人は事の良否を出雲路の夜叉神に参詣して問うてからにしてはどうかと言い、妻は夜叉神に向かうことにします。
妻は出雲路に向かう形で狂言座に下がり、仲人はシテに夜叉神に行って石神の真似をし妻を引き止めるようにと言います。男は石神の格好をするための装束を借り、仲人に礼を言うと仲人は退場。シテは夜叉神に向かうと言って舞台を廻ります。

出雲路の夜叉神に向かう形で舞台を一廻りし、ワキ座あたりに置かれた鬘桶を夜叉神に見立てると、本物の石神を退かそうと言って、重いものを動かす様子で鬘桶から石神を動かした形。代わりに自分が鬘桶に腰を下ろすと、面を横向きにつけて石神になりすまし、妻がやってくるのを待ちます。
さてこのつづきはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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