FC2ブログ

能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

よく分からない能面の話

能楽にまつわるあれこれを書いていながら、ほとんど触れてこなかったのが能面。
正直のところ、よく分からないんですね、私。


まず種類が良くわからない。
若い女の面である小面(コオモテ)と姥を並べられれば、さすがに違いは分かりますが、やれ若女だ、孫次郎だとか、微妙に違う面がいろいろとあって、舞台で見てもさてあれがなんだったのか、今ひとつ分からないということが少なくありません。


しかも流儀によって主張が違うのか、同じ曲でも観世ならこれで、宝生ならこれ・・・といったような使い分けもあります。


それと、なんと言ってもよく分からないのが、面を照らす、曇らすという話。
女性の面について特に言われる話で、面を少し仰向けにすることを「面を照らす」といって明るい表情になる。一方、うつむくことを「面を曇らす」といって、悲しい表情、憂いを含んだ表情になる。
と、いうのですが、実際に能楽堂で見ているときは、前の方の席だと基本的にシテをずっと見上げているような形になり、微妙な違いではよく分かりません。
後の方だと今度はやや見下ろした形になってしまうので、これもよく分からない。


よくテレビの解説番組などで、面を手に持って上を向けたり、下を向けたりして「ホラ、表情が変わるでしょう」などとやったりするのですが、たしかにそのときは「なるほど」などと思います。
しかし演能中に、正面から見たり、ワキ正から見たり、見上げたり、見下ろしたり、様々な位置から観ている観客が、その違いをを感じ取っているものなんでしょうか・・・これがどうにも良くわかりません。


分からない、分からないと、そればかり書いてしまいましたが、明日ももう少し、分からないを続けてみたいと思います。

関連記事
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://zagzag.blog72.fc2.com/tb.php/250-3388ce1c

 | HOME | 

カレンダー

« | 2020-02 | »
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29

月ごとに

カテゴリー

カウンター


最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィールなど

ZAGZAG

頑張らない、をモットーに淡々と行こうと思っています。