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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

玄象 駒瀬直也(九皐会)

観世流 矢来能楽堂 2019.01.13
 シテ 駒瀬直也
  師長 弘田裕一 姥 鈴木啓吾 龍神 坂真太郎
  ワキ 宝生欣哉
  ワキツレ 坂苗融 大日方寛
  アイ 河野佑紀
   大鼓 國川純、小鼓 幸正昭
   太鼓 小寺真佐人、笛 藤田次郎

玄象はこのブログを書き始めた頃、当時の梅若六郎さんのシテで拝見した際の鑑賞記を書いています。それ以来ですので12年以上の間が開いています。玄象は、観世流以外は絃上と書きますが、観世流が表記を変えたのは割合新しいようで、少なくとも大正期までの本では「絃上」と書かれているようです。この変更の理由などは承知していませんが、琵琶の名前について、絃上ではなく玄象とする資料があったのかも知れません。

この曲、名前だけではなく詞章や演出なども流儀によって割合に相違が大きいそうです。しかしながらこれまで何度か観ているものの、観世流の演能しか観ていませんので、流儀による違いは実際のところ分かりません。いずれ機会をみて各流の演能を観てみたいものと思っています。

さて舞台にはツレの師長がワキ従臣、ワキツレの一行を伴って登場してきます。師長は色大口に金地の狩衣、風折烏帽子を着けて先に出ます。ワキは白大口に法被、ワキツレ二人は素袍上下です。
向かい合っての次第の後、地取りでワキとワキツレが腰を下ろし、師長の名ノリ。ワキが受けて、師長は天下に隠れない琵琶の名手だが入唐の望みあって、その道すがら須磨の浦に下向されたと述べます。

師長のサシからワキ・ワキツレの道行。
湊川から生田を抜け、心は筑紫に向かいながらも須磨の浦にやって来たと謡ってワキの着きゼリフ。「先づ かうかう御座候へ」で師長がワキ座で床机に腰を下ろし、ワキ、ワキツレも着座します。
一声が奏されて、シテ、姥の登場となりますが、この続きはまた明日に
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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