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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

よく分からない能面の話のつづき

さて分からない話をつづけます。


昨日の話は私が個人的に分からないのですが、歴史的にもよく分かっていないのが能面の成り立ち。
もっとも、能楽の成り立ちそのものがよく分からないのですから、そこで使われる面の成り立ちがよく分からないのも、当然かも知れませんね。


おそらくは舞楽や伎楽の面などの影響を受けて出来てきたのでしょうけれども、これら能楽以前の芸能の面が中国などからの渡来物であったのに対して、能楽の面は日本で形作られてきたということですね。


古い時代には、能面の種類も現在のように様々ではなくて、鬼神や老人、女、そして男など、大まかな区分しかなかったようです。
なんでも観阿弥や世阿弥時代の記録には、額の長い女の面は少し切りつめて・・・といった話も出てくると聞いたことがあります。おそらくはかなりアバウトに、女であると分かれば良い程度のものだったのではないでしょうか。


ところで数年前に横浜能楽堂で「秀吉が見た『卒都婆小町』」という企画がありました。
江戸時代初期頃まで、一曲の演能時間は現在の6割程度と言われていて、テンポ良く演じられていたらしいのですが、これを実際にやってみようという試みで、卒塔婆小町を50分ほどで演じたそうです。
今なら一時間半ほどの上演時間がかかりますから、随分と雰囲気が違うと思います。


それほど変わっているのなら、当然のことながら能面も大きく変化しているのだろうと思います。
能面はとても大切にされていて、室町時代からのものと言われる古い面もあるそうですが、ほんとうにその面が数百年の時代を超えてきたものなのか、本当のところはどうなのでしょうか・・・
これもまた、よく分からないところです。

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