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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

屋島 弓流・那須語 林宗一郎(MUGEN∞能)

観世流 観世能楽堂 2019.11.30
 シテ 林宗一郎
  ツレ 坂口貴信
  ワキ 宝生欣哉
  アイ 茂山逸平
   大鼓 亀井忠雄、小鼓 大倉源次郎
   笛 松田浩之

屋島はこのブログでも四度ほど取り上げています。
宝生流水上優さん
観世流松木千俊さん
観世流浅見慈一さん
観世流川口晃平さん
小書きあり、小書き無し、どちらもありますが、松木さんと浅見さんの演能はいずれも今回と同様に弓流、那須与市語の小書付きです。狂言の小書は今回が大蔵流なので「那須語」。松木さんと浅見さんの時は、間狂言が和泉流の萬斎さんだったため「那須与市語」でしたが、中身は基本的に同じです。ただし当日の鑑賞記を振り返ってみると、松木さんの会では弓流(ゆみながし)の小書だけで、素働(しらはたらき)も演じていた様子です。
観世流では屋島には弓流、素働、脇留などの小書がありますが、以前にも書きましたように、素働だけを単独に付けて上演することは基本的にありません。素働は、海に落とした弓に見立てた扇を波に流されながらも拾い上げる所作ですので、弓流の小書き無しでは流れに無理が出てしまいます。
ところが弓流の小書きの場合、この小書だけで素働まで演じてしまうことがたまにあるようです。本来は弓流、素働と並べて書くか、大事と書くかいずれかのはずですが、松木さんの上演はこの例だったようです。

さて今回の林さんの上演ですが、重い小書でもあり囃子方は長上下で登場し座に着きました。小書でどのような演出になったのかなど、舞台の様子は明日につづきます。
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このブログの記載方法などについてまとめています(リンク) 初めてご来訪の方はお読みいただけると幸いです
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