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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

年末年始の観能

能は曲毎に季節が決まっているのが通常で、流儀によって若干の違いはあるようですが、それぞれ相応しい季節に配されています。
もちろん、明確に季節に割り当てられない曲も少なからずありますが、内容から明らかにこの月と割り当てられるものもあります。


観世流の等級季節表を見ると、なんといっても多いのが三月と九月に配される曲。
演能も、この季節を尊重して行われる傾向にはありますが、かなり三月・九月に偏っているので、これでは年間の上演がうまくいきません。
実際のところは、あまりやかましいことは言わずに演じられているのが現状のように思います。


逆に流儀によっては、この曲はこの時期のこの会で、といった決まり事のようなものもあるようで、慣れてくるとこれもまた楽しみなものです。


一月はなんと言っても翁。
本来の五番立てから言えば、年のいつでも翁を演じるべきなのでしょうけれども、忙しくなった現代では、ほとんどの会が一月の公演で翁と能数番を演じる形になっています。


来年は事情あって一月初旬には出掛けることができないので、翁はお預けになりそうです。
一方、狂言ではこの時期、福の神が良く演じられます。
豆撒きをしていると福の神が現れてきますが、節分の行事となった豆撒きももともとは大晦日の行事、追儺から出たと言われていますので、年末年始の上演にはそれなりに意味がある訳ですね。

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