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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

富士の妻子・・・富士太鼓つづき

さて、富士と浅間の諍いの子細を述べたワキは、アイに富士の縁者がやって来たら知らせよと命じてワキ座に着きます。


次第の囃子が奏されて、子方とシテの富士の妻が登場してきます。
子方は富士の娘という設定。佐野幹クン、五雲会ではお馴染みの子方ですがさすがに場慣れしている感じで安定感があります。私もこの二年ほどの間に四度ほど子方をみていますが、将来が楽しみですね。


シテは子を先に立てて橋掛りを進み、途中で立ち止まり向き合って次第を謡います。さらに夫が上京した夜に不吉な夢を見たので、思い立って上京したといい、途中に男山八幡に祈りをかけて都に到着します。


シテは一ノ松あたりから案内を乞い、アイがワキに取り次いでシテは常座へと進みます。


このアイの語りの中で、富士が浅間に対して無礼に働いたことが述べられます。
これが勝った浅間が負けた富士を討った本当の理由ということですね。


ワキは立ち上がり、富士が討たれたことを告げますが、シテは夢のとおりと悲しみにくれるわけです。とは言え、もはや嘆いてもかえらないこと、ワキは富士の形見と、鳥兜と舞衣をシテに手渡します。


鳥兜と舞衣は楽人の着するものですが、私、鳥兜というのはこういうものかと認識したのは、何十年か前にこの富士太鼓を初めて観たときだったと記憶しています。が、そのときのシテが誰だったのか、どこで観たのか、残念ながらすっかり忘れてしまいました。


さてこのつづきはまた明日に

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