FC2ブログ

能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

鸚鵡小町 浅井文義(萠の会)

観世流 宝生能楽堂 2006.12.24
 シテ 浅井文義、ワキ 宝生欣哉
  大鼓 國川純、小鼓 鵜澤洋太郎
  笛 一噌仙幸


金剛流、豊嶋三千春さんの鸚鵡小町をテレビで見て、感じたことをブログに書いたのが7月のこと。その鸚鵡小町の鑑賞記をはからずも、さほど間をおかずに書くことになりました。


浅井文義さんが鸚鵡小町をされるのはパンフレットで知ってはいたのですが「暮れの忙しい時期だし、パスだなあ」と思っていました。
それが、とある子細でチケットを譲って頂くことになり、それならば観てみようと思い立った訳です。
私、基本的に流れに逆らわない方なので、良いか悪いか判断がつかなくとも、嫌だと思わなければとりあえず受ける、やってみることにしています。これを大事にしてると、なんだか幸運が向こうからやってくるような感じがします。


それはさておき鸚鵡小町。
夏の記事ともいささかかぶりますが、ちょっと整理をしておきたいと思います。


鸚鵡小町は老女物の一つ。金剛では卒塔婆小町、鸚鵡小町、関寺小町の三曲を三老女と称するようで、かなり重い曲として扱われているようです。
観世流などでは、三老女といえば姨捨、檜垣、関寺小町の三曲を指すのが普通で、鸚鵡小町はその次のランクといっても良いかも知れません。


しかし百歳になった小野小町を主人公にしているという意味では関寺小町とも共通する部分がありますね。
和歌の鸚鵡返しを巡るやりとりがテーマとして大きいので、老女そのものに対するフォーカスがいささか弱くなっているかもしれませんが、いずれにしてもなかなかの重い曲です。
今回は、浅井さんが以前に見たという葛飾北斎筆の七小町屏風に描かれていた鸚鵡小町が若い姿だったことに基づいて、浅井さんなりの解釈ということで、かなり若い姿での小町となりました。
その舞台進行は、また明日に

関連記事
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://zagzag.blog72.fc2.com/tb.php/304-1d09be80

 | HOME | 

カレンダー

« | 2020-09 | »
S M T W T F S
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -

月ごとに

カテゴリー

カウンター


最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィールなど

ZAGZAG

頑張らない、をモットーに淡々と行こうと思っています。