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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

能の分類

現行能・・・能は短く見積もっても、世阿弥以来700年ほどの歴史を持っています。歴史の話はいずれ別項で書きたいと思いますが、この長い歴史の中で、おそらくは数え切れないほどの演目が作られてきたのだろうと思います。けれども時間の経過の中で磨かれて現在まで伝えられている演目は200曲あまりというところでしょうか。



各流によって違いもあり、また明治以降、最近になっても作られている、いわゆる新作能もありますが、古典に属するものとしては、おおよそ200ととらえて良いかと思います。
これらの能はいくつかのカテゴリーに分類することが出来ます。



例えば夢幻能と現在能という分類があります。
能の前半で不思議な人物が登場し、ワキの演ずる旅の僧などに出会います。なにやら昔の物語や、あるいは草木の精を巡る謂われなどを語って姿を消します。後半になると、その物語の主人公の幽霊や草木の精などが登場する形です。



いわゆる複式夢幻能と呼ばれる形で、能の典型、あるいはこれこそが能であるといった評価をする方もありますが、けっしてそれだけが能ではありません。



歌舞伎の勧進帳の元とも言える安宅をはじめ、斬り組みのある曲などもあり、幽霊など登場しない現在能といわれる形式の能も多々存在します。



またシテは面をつける曲が多いのですが、面をつけない直面(ひためん)の演目も少なくありません。直面かどうかで分類することも可能です。
さらにどんな舞が舞われるのか、いつの季節の能なのかなど様々な分類がされています。



そんな中で広くいわれているのが神男女狂鬼(しんなんにょきょうき)の五種類の分類。シテの性格付けによっての分類ですが、これは五番立てという演能形式と深く関わった分類法です。

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