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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

初番目から・・・五番立てのつづき

翁付き五番立ては、現在の式能の場合朝10時に開演し、途中休憩をはさみながら夕方5時過ぎまで演じられます。

もっとも聞くところによると、江戸時代以前では現在に比べると一曲の上演時間がだいぶん短かったようで、曲のテンポなどが現在とは異なっていた様子です。
五番立てでも現在ほどの時間はかからなかったらしいのですが、果たしてどんなものだったのか。確か古い時代の進行で演能するという試みが最近あったように記憶しているのですが、どんな感じだったのか興味深いところですね。

ともかくこの五番立てという演能形式によって、能楽は大きく神男女狂鬼の五つのカテゴリーに分類されるようになったということだろうと思います。

五番立てで翁に続いて最初に演じられる能が初番目物。一般には「神」様がシテとしてなることから神能ともいわれます。また翁を主とすれば従の関係にもなることからか、脇能という言い方もありますね。

脇能に続いて脇狂言が演じられますが、狂言の話は別の機会ということで、二番目に演じられる能、二番目物。戦で死んだ武将の幽霊が主人公となるため修羅物ともいわれます。武将ということで「男」なのですが、実は巴一曲だけ主人公は女性です。

三番目物は「女」性を主人公とし、女性の鬘にちなんで鬘物とも呼ばれます。

次の四番目物は「狂」で、代表的なものは狂女物がありますが、この四番目物は狂女物だけに限られるわけではありません。「女だけじゃなくて狂男か・・・」と、もちろん男物狂の曲もありますが、それだけではなく要は他のカテゴリーに入らない雑多な曲があって雑物とも呼ばれたりします。

最後の五番目物は、切能とも呼ばれ「鬼」を主人公とします。
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