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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

藤 榎本健(東京金剛会)

金剛流 国立能楽堂 2007.3.17
 シテ 榎本健 ワキ 御厨誠吾
  アイ 大藏基誠
   大鼓 内田輝幸、小鼓 住駒匡彦
   太鼓 小寺真佐人、笛 栗林祐輔


ようやく三月の観能の最後、東京金剛会の鑑賞記になりました。


この藤という曲、観世・宝生・金剛の三流にあるのですが、あまりメジャーとは言い難い曲です。いわゆる三番目物で後シテが序ノ舞を舞いますが、植物の精がシテという意味では杜若などと同様の曲趣というところでしょうか。
とは言え、杜若に比べると上演回数はぐっと少ない感じです。
藤の花の精が舞うということで綺麗な曲とは思うのですが、今ひとつ盛り上がりに欠けるかなあ・・・というところでしょうか。


ところでこの曲、流儀によって詞章に相当の違いがあるということで、金剛では初見ですし金剛の謡本も持っていませんので、どのくらい違うのか、いささか興味を持って出掛けたところです。
そのあたりは曲の進行の中でも触れていきたいと思います。


榎本健さんは初めて拝見しましたが、今回は研修能ということでまさにお稽古中の曲といった部分もありましたね。
ワキも御厨さんが勤められ、なんと高井松男さんが梅村さんとともにワキツレに入られていました。なあるほど、こちらも研修ということですね。御厨さん相当に気合いが入った感じを受けました。


まず舞台は後見が藤懸松立木台を持ち出してきて正先に据えます。
そして曲はまずワキの旅僧が次第の囃子で登場するところから始まります。
ワキは都の僧ですが、加賀の国にしばらく逗留してここかしこの名所を見物してみたので、さらに足を伸ばして善光寺へ行ってみようと述べます。


さてこのつづきはまた明日に

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