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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

口真似 大藏彌太郎(東京金剛会)

大藏流 国立能楽堂 2007.03.18
 シテ 大藏彌太郎
  アド 大藏教義 宮本昇


二月の式能では和泉流、野村万之介さんのシテで拝見し、また今回と全く同じ配役で一年ほど前に観ているのですが、何度観ても面白い、とまあ狂言はおおよそそうなってしまうのですが、楽しい時間でした。


登場は三人一緒ですが、先頭がアドの主人教義さん、次にシテの彌太郎さん、そしてアドの宮本さんの順。シテは太郎冠者の出で立ちなので常の裃ですが、アドの二人は長裃になります。


まずは主が正面に出て口上。
さる方よりご酒を一樽(イッソン)到来したが、一人たぶるのも寂しいので、誰か相手がほしいとのべ、その相手を太郎冠者に探させようと冠者を呼び出します。


呼び出された太郎冠者は、まず自分ではどうか言います。主人が「心安い」人が良いと言ったからなのですが、主人はそれに答えて、酒を飲むようで飲まず、飲まぬようで飲む。帰らないのかと思うと、いつの間にか居なくなってしまうような、そういう面白い人が良いのであって、どうして太郎冠者となぞ酒を飲むか、と言います。
このあたりのやり取りは和泉流とは少し違う感じがするのですが、残念ながら記憶が曖昧です。


さて言い付けられた太郎冠者、どこへ行こうかと思案して「下ノ町の昇殿」にしようと思い立ちます。万之介さんは「上ノ町の博治殿」と使いましたが、上下の違いはちょっと面白い。
早速に舞台を一回りしてアドの男のもとで案内を乞い、主人が招いているので来てほしいと頼みます。
男は「そちの頼うだお方とは知り合いでない」ので行かれぬといったんは断りますが、ぜひにと言われて太郎冠者に同道することになります。
このつづきはまた明日に

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