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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

舞囃子

仕舞以外で割とよく見かけるのが舞囃子です。能の舞、序ノ舞や中ノ舞、神舞などを中心に、その前後の部分を含めて演じます。



舞働など舞の部分自体が短いものもありますが、序ノ舞などを主体として、その前後を含めると、かなり長時間の出し物になります。
例えば羽衣では、能の場合はクセの後に序ノ舞、短い謡が入って破ノ舞、そしてキリと続きますが、舞囃子としてクセから序ノ舞そして直接キリへと続けて舞う形が良く行われます。この形だと時間にして30分くらいでしょうか。しかも羽衣の一番面白い部分でもあり、ちょっとした能を観たくらいに楽しめますね。



ただし仕舞と同様に紋付袴で演じ、面や装束を着けないのが普通です。地謡は3名から5名程度といったところで、割合シンプルな構成です。



仕舞は舞台中央、大小前あたりに並びますが、舞囃子ではシテと地謡は笛座前あたりに斜め、角の方向を向いて座ります。
仕舞でもそうですが、二人静や小袖曽我のように、シテ・ツレ二人で舞うようなものもあります。



通常、面や装束を着けないシンプルな形のため、仕舞同様にシテの技量で面白さが全く変わってしまう、そこが良いところかも知れません。
どんな構え、どんな面(おもて)の使い方、そしてどんな気分で演じようとしているのかが、装束を着けない分だけよく見えるような感じがします。

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