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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

真奪 石田幸雄(国立能楽堂企画公演)

和泉流 国立能楽堂 2007.4.26
 シテ 石田幸雄
  アド 深田博治 竹山悠樹


4月26日の夜、出張帰りに立ち寄った国立能楽堂の企画公演。〈蝋燭の灯りによる〉という催し。
最初は和泉流の狂言で真奪でした。


太刀奪(タチバイ)とよく似た曲ですが、太刀奪では相手の太刀を取ろうとして自分の持っていた太刀を取られてしまいますが、この真奪(シンバイ)では、立花の真を取ろうとして揉み合っているうちに真と太刀を取り違えてしまうというのが発端。
違うのはここまでで、後半は同じ。狂言ではこういう同工の曲が少なくないですね。


さて、まずはアドの主人とシテ太郎冠者が登場してきます。
主人の深田さんは長上下、シテの石田さんは半上下。通常の主人、太郎冠者の姿なのですが、今回の企画「蝋燭の灯りによる」ということで、ほのかな灯りの中で観ると、なんだかいつもよりも重々しい感じがしてきます。
十二、三分の小曲なのですが振り返ってみると「観た」という充実感がありました。


さてこの主従「立花の流行ることおびただしい」が、近く会があるので真を探しに行くことにします。
私、残念ながら生け花については門外漢でして良くわかりませんが、室町時代から流行した「立花(タテバナ)」がもともとの形のようで、この中で中心に立てる枝を真(シン)というらしいです・・・違ったかナ


その真を探しに二人が出掛けるのが発端ですが、二人が歩いているとちょうどその真を持った男がやって来るという幸運。
男は立花の真として良いものを持ってきてくれと頼まれ、届けに行く途中です。


さてこの後の騒動は明日につづきます

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