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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

素謡、独吟、連吟など

仕舞や舞囃子はプロの会でも割合拝見する機会の多いものですが、素謡や独吟などは、あまりお目にかかりません。一方で「○○先生門下の会」などという素人の発表会を見に行くと、むしろこちらが中心。



素謡(すうたい)というのは一番の謡曲全曲を、シテ・ワキ・地謡等の役を決めてひたすら謡うというもの。囃子が入りませんし舞もありませんから、同じ一番でも能と比べるとだいぶん時間が短くなります。が、まさに謡だけで全曲を伝えるわけで、案外それなりの面白さがあります。



プロは舞台上で謡本を見ることはありませんが、素人の会では通常、素謡は謡本をみて謡う場合が多いようです。もっともシテ・ワキなどを素人が勤め、地謡はプロという形も少なくないので、この場合は前列に並んだシテ・ワキだけが謡本を見ているなどという形になりますね。
この謡本ですが、木製の四角い箱のような見台(けんだい)に置いて見ます。見台は桐でできているんだそうで、たたむと平らな板になり簡単に開いて台にすることができます。



独吟、連吟は一曲のうち聞かせどころを、文字通り一人で謡うのが独吟、複数人で謡うのが連吟です。独吟や連吟で謡う場所というのは決まっていて、謡本に独吟の部分が注記してあったり、また独吟集なども出版されていますね。
ちょっと稽古にも慣れて、少々謡にも自信が出てきた方なんかが、師匠に勧められて・・・といったところでしょうか。
もちろん、素謡や独吟、連吟もプロが能会で謡うこともあって、これはこれで素晴らしいものもあります。

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