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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

囃子とのコラボ

その他の演目として、謡と囃子がからむものとして一調があります。
一調は文字通り楽器は一つだけですので、謡一人に小鼓といった形になります。もちろん大鼓の一調や太鼓の一調もあります。



囃子が入ったときと入らないときでは謡い方に変化があります。この話はいずれ別に項目をあらためて書きたいと思っています。能のリズムの取り方、地拍子(じびょうし)は現代のリズム感覚からいうと大変特殊な感じがするのですが、日本人の古来からの感覚を理解する一つの手がかりではないのか、と思っています。



それはさておき、この囃子、特に小鼓と謡との絡みはなかなか面白いものです。
残念ながら小鼓を習ったことがないので、正直のところ本当の面白さまで理解しているとは言い難いのですが、それでも独吟とはまた違った面白さを感じます。



この一調に笛が入ると一調一管となります。また同じ一調一管でも謡が入らずに、笛と打楽器だけという形もあります。
笛が、いわゆる舞の部分だけを吹く形が一管。やはり笛だけを聞かせるということになると、呂中干を繰り返す形では面白味が少ないのか、あるいはここが笛方の腕の見せ所ということなのか、獅子や鈴ノ段など難しい曲が選ばれるような感じがします。



獅子の旋律は独特で私の好きなものの一つ。翁の鼓の手と獅子の笛は、一度聞くと、二、三日は頭らか離れなくなってしまいます。



素謡に囃子をつけた形、要するに能一曲を所作なしで演ずるのを番囃子(ばんばやし)といいますが、これはあまり演じられませんね。そこまでするなら、能を演じてしまえばいいのではという気もしますが・・・

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