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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

柿山伏 吉住講(五雲会)

和泉流 宝生能楽堂 2007.6.16
 シテ 吉住講、アド 野村万蔵


教科書にも出ていたりするので、極めて馴染み深い狂言ですね。
何度か観ていますが、やっぱり面白い。良くできた曲だと思います。


まずシテの山伏が登場してきます。
山伏をあらわす独特の歩き方です。登場の際に囃子方が次第を奏するのがもともとの形だと思うのですが、囃子無しが普通になったようですね・・・私が観てないだけかも知れませんが・・・


囃子無しで登場しても、シテは次第「貝をも持たぬ山伏が、貝をも持たぬ山伏が、道々うそを吹こうよ」と謡い「これハ出羽、羽黒山より出でたる山伏」と名のります。
シャベリながら舞台を廻るうちに、後見が鬘桶をワキ座前に出しておきます。


シテは「喉が渇いた」のですが、柿の木を見つけます。もちろん件の鬘桶が柿の木という訳ですが、柿を食おうと周囲に声をかけるものの誰もいません。
そこでまずは刀でかち落としてやろうと刀を振り回すけれども取れません。
そこで礫を打ってみようと試みますが、さっぱり当たりません。


そこで木に登って勝手に柿を取ることにして、鬘桶の上に立ち木に登ったという形です。早速に柿を取って食べる所作。「あむあむあむ」と食べると、また一つ。さらに手を出すと今度は渋柿。口直しに大きなヤツと、次々と柿を食べる所作をします。


そこにアド柿の木の持ち主が登場してきます。
万蔵さんの柿主、やっぱり味わいがありますねぇ。
柿の木に登って、勝手に実を食べている山伏を見つけますが、山伏の方は木に身を隠して隠れたつもり。
間の抜けた山伏なので、柿主は一つ山伏を嬲ってやろうとします。
このつづきはまた明日に

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