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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

船橋 金井雄資(五雲会)

宝生流 宝生能楽堂 2007.6.16
 シテ 金井雄資 ツレ 東川尚史
  ワキ 高井松男、アイ 野村扇丞
   大鼓 原岡一之、小鼓 森澤勇司
   太鼓 大江照夫、笛 小野寺竜一


ワキ高井さんにワキツレ梅村さんは山伏姿。次第の囃子で登場して次第を謡い、ワキの詞で熊野の山伏だが東国修行に向かうと述べます。
道行を謡い、上野の国佐野に着き、ここで宿を借りようとします。


ここに一声の囃子でシテ・ツレの男女が登場してきます。
ツレの女が先に立ち紅入唐織の着流し、後からのシテは白大口に掛素袍、直面での登場です。この地の男女の霊なわけですが、生前の姿で現れたという設定ですね。


ツレが一ノ松、シテは二ノ松あたりで向かい合って一声を謡います。
さらに正面に向き直ってシテのサシ謡「往事渺茫として何事も。身残す夢の浮き橋に」続いて二人向き合って「なほ数添えて・・・」と謡います。


二人は下歌、上歌と、後の世のため生死の海を渡る船橋を作ろうと謡い、上歌の後半「二河の流れはありながら」で向きを変えて橋掛りを進み、ツレは目付に、シテは「誠の橋を渡さばや」の謡いっぱいに正中に出て、ワキに向かって「いかに客僧」と呼び掛けます。
シテはワキに対して橋の勧進に入るように勧めます。
橋を架けるといった勧進は出家がするのが普通のこと。ワキはシテ・ツレが俗の身であるのに橋を架けようと思い立ったことを褒め、この橋の謂われを問います。


橋をめぐってシテ、ワキの問答が続きますが、このつづきはまた明日に

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