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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

鐘の音のつづき

まずやって来たのが五大堂。五大堂というと松島を思い浮かべますが、鎌倉五大堂は明王院。早速に撞楼を探し、目付柱のところで鐘を撞く所作をしますが「グワン」という音。二度ほど撞きますが「こりゃ破鐘じゃ」と、次の寺へ行くことにします。


次は寿福寺へ参ろうと舞台を回りますが、さて寿福寺では、まず修復が良くできたと感心してあたりを眺め、撞楼へ向かいます。
ところが「撞木が結い付けてある」ため、鐘を撞くことが出来ません。


そこで礫をうってやろうと、石を取って投げつけると「チーン」と音が小さい。礫が小さいから音も小さいのだろうと大きな石に替えてみますが、やはり「チーン」と似たようなもの。
そこで次の寺に行ってみることにします。


次は極楽寺。「ことのほかの大寺でござる」と、感心した風。ここでは撞楼は山の頂上という設定。正中から鏡板の方を見やり、山の頂上の撞楼を見上げると僧が登っていくのを見つけます。これは鐘を撞くのだろうと、正中で正面を向いて下居し、鐘の音を聞く形になります。
鐘の音は「コーーーーーン、コーーーーーン」と響きのかたい音。


次に「鎌倉位置の建長寺が残っていた」と建長寺へ向かいます。
橋掛りへ行き、一ノ松あたりから建長寺に着いた風で、シテ柱のあたりに門があることにして、この門を越えて寺内に入った形。


撞楼を探して、ワキ柱のあたりで鐘を撞きます。
鐘は「ジャーンモーンモーンモーンモンモン、ジャーンモーンモーンモーンモンモン」と余韻を響かせたいい音。
これを最後に主人のもとへ帰ることにします。
このつづきはまた明日に

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