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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

素袍落 山本則俊(座・SQUARE第10回公演)

大藏流 国立能楽堂 2007.7.16
 シテ 山本則俊、アド 山本則孝 山本東次郎


番組ではシテが則直さん、小アドが則俊さんになっていたのですが、則俊さんがシテを勤め、三番三を舞った東次郎さんが伯父で登場。・・・則直さんどうなされたかのか、気になりましたが、とは言え東次郎さんの伯父は出色。楽しく拝見しました。


さてまず長上下姿の主人が立ち、明日は日柄も良いので伊勢参宮しようと思い立った旨を述べて太郎冠者を呼び出します。


古代には斎王や勅使以外の伊勢参宮は許されなかった訳ですが、中世になると御師と呼ばれる下級神官達の活動によって一般の伊勢参宮も広く行われるようになってきたようで、この狂言もそうした時代背景のもとに出来上がったということでしょうか。
さらに時代が下ると「おかげまいり」といった熱狂的なイベントも出てきますね。
ついでながら御師は熊野御師など一般に「オシ」と読みますが、伊勢は「オンシ」と読むんだそうですね。


話は戻って・・・主は太郎冠者に、急に伊勢参宮をすることにしたので太郎冠者を伴っていくことにした。前々から約束があるので今から伯父のところへ行って誘ってくるように命じます。


太郎冠者は今日の明日では伯父様も行けないだろうと答えますが、主人は自分も無理だろうと思うが約束なので念のために行ってこいと重ねて命じます。
さらに主人は「伯父様は気の付く方なので、太郎冠者が共をすると言えばきっとはなむけをするだろう。すると下向の折に土産をめいめいにやらねばならないので、誰と行くかはまだ決まっていないと言え」と言います。
こちらもまた随分と気の回る主人ですが、さて太郎冠者がどうなるか
このつづきはまた明日に

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