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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

素袍落さらにつづき

太郎冠者は酔っ払いながらも主人のもとに戻ってきます。
橋掛りを一ノ松あたりへ進んで謡いながら歩く形。
すると太郎冠者の帰りが遅いと迎えに出た主人が見つけて声をかけます。


冠者は声をかけられて舞台へ入り、主人と問答になりますが、酔いが回って話がくどくなり主人が腹を立ててしまいます。
この酔っぱらった問答ぶりも良かったですね。ホントに酔っ払いがぐだぐだと話しているような感じです。


調子に乗った太郎冠者は謡いながら舞台を回っているうちに、頭に載せた素袍を落としていまいます。やがて落としたことに気付いた太郎冠者はうろうろと素袍を探します。
この落とした素袍はすかさず主人が拾い、探し回っている太郎冠者に、俄に機嫌が悪くなったがなぜかと問いかけたりします。


とこうやり取りがあり、主人と太郎冠者が素袍を取り合って留めになるという次第。


ところで太郎冠者と伯父とのやり取りの中で、「こなたにはお祓い、奥様には伊勢白粉、お子様方には笙の笛」をお土産にしようというくだりがあります。白粉に笙の笛は伊勢の名産で、参宮の土産物としてよく買われたそうです。
この三つを酔う中で、こなたには伊勢白粉、奥様には笙の笛、お子様方にはお祓いと、妙な話になってしまうのも、面白いところですね
(37分:当日の上演時間をおおよそで記しておきます)

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