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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

石橋さらにつづき

乱序の囃子が始まると直ぐに半幕で白獅子の姿を見せます。
半幕は揚幕を巻き上げるわけですが、ちょうど胸のあたりまでしか見せません。見えたと思うと幕が下ろされ、露の手。


その後、ゆっくりと幕を上げ、白獅子が登場して三ノ松で構えます。
一度幕内に下がってから走り出てきて、一ノ松で欄干に足をかけます。幕内には赤獅子が控え、白獅子の移動に合わせて橋掛りを進み、白獅子が大小前、赤獅子が一ノ松に進んで激しい舞。


シテの白獅子、山井さん、ツレの赤獅子、井上さん、いずれも小気味よい動きで台へ上がったり、台を移ったり、切れの良い舞でした。


途中で赤白入れ替わって、白が一ノ松へ向かい赤が正面で舞う形。
さらに入れ替わって、と躍動的な舞が続きます。


宝生と違って台上の花に足をかける型がないので、花には足をかける横の枝がありません。が、ちょっと驚くのは、シテ、ツレが舞いながら花の横をすり抜けると装束が触れて花が回ってしまうこと。
私は先にも書いた通り、金春の石橋が初めてなので驚きましたが、ある方のお話では別の機会に金春の石橋を観た際も花がクルクルと回ったということです。ほー。


獅子の舞の終わりでは、正面から見て左が赤獅子、右が白獅子となり、台の花とは逆になります。
この後、地謡に合わせて舞い、最後は「獅子の座にこそ直りけれ」で右の白花の台に白獅子、左の赤花の台に赤獅子が飛び安座して着し、残る囃子のうちに、白獅子のみが立ち上がって台を下り、留めとなりました。


赤白の獅子は、白が親獅子で赤が子獅子と思っていたのですが、どうも感覚的には親子ほど性格に違いがないような感じで、それぞれが同格に近い形で舞った印象を持ちました。
(66分:当日の上演時間をおおよそで記しておきます)

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