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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

鉄輪のつづき

アイは角からシテに向かって語りかける形で、赤い衣を着て、顔に丹を塗り、頭に鉄輪を戴いて三つの足に火を灯し、怒る心を持つならば鬼神となれるだろうという夢のお告げを伝えます。


シテは「わらはが事にてはあるまじく候」と言いますが、アイは間違いないと言い、そう言ううちにもなんだか恐ろしく見えてきたから、急ぎ帰った方が良いとシテに言って、自らも恐ろしやと繰り返しながら退場します。


シテは「これは不思議のお告げかな」と謡い出し、地謡が続けて「言うより早く色変わり」と謡うに合わせて笠を持って立ち上がり、足拍子。
「立つや黒雲の」と地謡がかかった謡になるなかに笠に隠れる形で常座で小廻り。「人に思い知らせん」と笠を捨て、ゆっくりと橋掛りへ。一ノ松あたりから歩みを大きくとって、ズイ、ズイと運ぶ感じで中入りとなりました。


代わって出てきたのがワキツレの男。
常座で名のり。下京辺の男ですが、うち続いて夢見が悪いため陰陽師安倍晴明のところで占ってもらおうという次第。
名のり終えると正中へ出て向きを変え、橋掛りへ入って一ノ松あたりから幕に向かって案内を乞います。


これに答えてワキの安倍晴明が登場してきます。
ワキは占うまでもなく女の恨みであり、今夜のうちにも命も危ないところと告げます。そしてワキツレの求めで加持祈祷を行うことになり、ワキとワキツレが入れ替わって、ワキは後見座へクツロギ、ワキツレは幕に退場します。
このつづきはまた明日に

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