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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

咲嘩 野村万作(金剛永謹能の会)

和泉流 国立能楽堂 2007.8.5
 シテ 野村万作、アド 深田博治 野村万之介


このブログでは、今年四月の宝生会の鑑賞記で大藏流山本家の察化について書いていますが今回は和泉流。野村万作さんのシテです。


田舎に住む者が、都の伯父に連歌の宗匠を頼もうと太郎冠者を使わします。
しかし太郎冠者が連れてきたのは「みごいのさっか」という都のすっぱ。しかし連れてきてしまった者を追い返すこともできまいと、振る舞いをして返すことになるのですが、太郎冠者がこの相手を仰せつかったことから大混乱になるという狂言。


連れてきてしまった者を追い返せないので、振る舞いをして返そうとする後半の部分は「口真似」と同じです。


口真似は割合よく演じられるようで、このブログでも大藏流、和泉流ともに鑑賞記を書きましたが。
「さっか」も大藏流の察化と今回の咲嘩で、両流の鑑賞記を書いたことになりますね。


さて舞台上にはまず田舎の者と太郎冠者が登場してきます。
主人は太郎冠者を呼び、初心講を結んで近日連歌の頭(当番)にあたったが、連中で宗匠に頼むというけれどもいずれも気に入らないので、都の伯父を呼んでこいと命じます。


これを受けてシテの太郎冠者は、早速伯父を迎えに都へ旅立ちます。
が、伯父がどこにいるのか聞かずに出てきてしまったことに気付き「しい、しい、しい、そこもとに頼うだお方の伯父御はござらぬか、田舎に老を持った人はいないか」と間の抜けたことを呼ばわりながら歩きます。


ここに登場するのがアドのすっぱ。例の如く一ノ松で名のり、伯父の家を探して舞台を歩いているシテに呼び掛けます。
このつづきはまた明日に

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