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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

金春会を観に行く

いささか事情があって急な用事が入るかもしれないため、前もって予定を立て指定席を予約しておくことが難しい状況が続いています。そんなわけで用事が無かった本日は「全席自由で当日券あり」の金春会に行ってみました。


いささか疲れが溜まっていることもあって、朝早く出かけて長時間並ぶのは避けたのですが、それでもチケットを買う都合もあって開場5分ほど前に到着。あぁやっぱり金春会はあまり混んでいない様子です。


開演までに正面席は埋まりましたが、全体でみれば半分強、三分の二未満ってところでしょうか。ちょっともったいないなあ、金春会なかなか面白いんですけどねぇ。上がったり下がったりの不思議な金春の謡もクセになります。


さて曲は本田光洋さんのシテで頼政、宗家安明さんの芭蕉、山井綱雄さんの天鼓は盤渉の小書き付きという三曲。それに狂言は山本則俊さんの鎌腹でした。


能の方はどちらかというと大曲揃いで、これは時間がかかりそうと思っていたのですが、書き出してある予定は五時半終演。「案外早いなあ」と思ったわけですが、実際は各曲とも予定をオーバーし、芭蕉は二時間を越える上演となりました。全体では四十分ほど延びて、最後の附祝言は六時十分を過ぎていましたね。さすがにお尻が痛くなりました。


三曲目の天鼓までいくと、途中で帰られた方もいたようでかなり空席が目立ちました。返す返すももったいないことです。
それぞれ長時間の観能でしたが、内容としては面白かったと思います。狂言も、この鎌腹という曲、大蔵流と和泉流ではちょっと違いのある曲なので、そうした意味でも面白く拝見しました。
予約をとっておきにくい状況が続きそうなので、機会あればまた金春の会を観に行ってみようかと思っています。

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