FC2ブログ

能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

石橋 粟谷能夫(粟谷能の会)

喜多流 国立能楽堂 2007.10.14
 シテ 粟谷能夫、ワキ 森常好
  アイ 野村万蔵 野村扇丞 山下浩一郎
   大鼓 亀井広忠、小鼓 鵜澤洋太郎
   太鼓 金春國和、笛 一噌幸弘


今年四度目の石橋。今回は小書がありませんが、なんと言っても粟谷能夫さんの石橋ですし、さらにアイが三人の仙人が出てきて大騒ぎするという替の形。
通常はアイの出ない宝生流でも、田崎隆三さんのシテで、このアイの形での上演があったそうですが、私としてはこの形は初めてなので興味深く拝見しました。


さて一同着座すると、まず牡丹の花をつけた一畳台が運ばれてきます。
前後で間狂言のある形の時は、前場が終わってから一畳台が出されるのが普通ですが、最初に出す場合もあるということで、今回はこの形。


一畳台は正先、正面を少し左に外した形で赤の花を左端につけた一畳台が置かれ、それに接するように奥に並べて白花を右端につけた一畳台が置かれます。流儀によって、小書によって、一畳台の置き方は様々ですが、今回の形は私の座った正面目付柱寄りの方向から見ると、赤花と白花が重なり、その中に獅子が紛れ舞うような感じになり、これはこれでなかなか趣あるものでした。


さてワキの森常好さんが名宣リ笛で堂々と登場して大小前に進み、名乗りの後は地謡の前にやや正面を向いて着座し、シテの出、一声の囃子が始まります。
前シテは童子ですが、一ノ松で一セイ「松風の花を薪に折り添えて雪をも運ぶ山路かな」を謡うと、サシから下歌、上歌を省略して、ワキが声をかけます。替え間のために省略されたのかどうか不明ですが、ワキの問いかけにシテが答えて問答が続きます。
このつづきはまた明日に

関連記事
スポンサーサイト



コメント

宝生の「石橋」

こんばんは
ご無沙汰しています。最近は見所でもお目にかかれず、残念です。
宝生の田崎さんの「石橋」ですが、その時は<連獅子>の小書が付いたので、前シテが後シテの白獅子になり、他流と同じになりました。しかも、田崎さんと狂言方の石田さんの会ということもあって、間狂言も珍しい方をおこなったみたいです。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://zagzag.blog72.fc2.com/tb.php/604-03ead27c

 | HOME | 

カレンダー

« | 2019-09 | »
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

月ごとに

カテゴリー

カウンター


最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィールなど

ZAGZAG

頑張らない、をモットーに淡々と行こうと思っています。