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能の花 狂言の花

一観客として、能楽の面白さの一端を伝えられれば、と思っています。 初めてご来訪の方は「はじめに・・・能狂言に寄せて」のカテゴリーをご一読下さい。これまで書いた鑑賞記の索引を載せています。

六地蔵 野村万作(新春名作狂言の会)

和泉流 文京シビックホール 2008.1.25
 シテ 野村万作
  アド 野村萬斎、石田幸雄、深田博治、高野和憲

狂言の二曲目は六地蔵。
このブログでは一昨年の夏に大蔵吉次郎さんのシテで拝見した際の鑑賞記を載せています(このブログを始めた頃なので狂言についてはあまり詳しい記載をしていませんが)。
今回は和泉流ですので演出に若干の違いがあります。最大の違いは登場人数で、大藏流ではシテの仲間は二人で、シテを含めて三人が田舎者を欺す形ですが、和泉流ではシテの仲間が三人出るのが通常の形。二人ないし三人ということのようですが、少なくとも野村家では三人が基本のようです。

この曲、基本は「仏師」と同じで、と書いたところで気付いたのですが、このブログでは仏師の鑑賞記を書いていません。ということは二年近く仏師を見ていないということですね。上演回数の多い曲ですが、なるほど。

さて仏師と同様と書きましたが、そのあたりをふまえつつ曲の様子を書いていきたいと思います。
まずはアドの萬斎さん、田舎者が登場します。
常座で「このあたりの者」と名乗った後、在所の老若心を合わせて六地蔵堂を建立したが、まだ仏がないので都へ上って六地蔵を安置しようと思う旨を述べて、舞台を一巡りして都へ向かいます。

都へ近づき、にぎやかな様子に驚いたり、仏師がどこにいるか確かめずに来てしまったと困った末に「仏買おう、仏買いす」と呼ばわり歩くのは仏師と同様で、先日の宝の槌とも同様です。
例の通り、シテのすっぱが現れ田舎者を欺してやろうと近づくことにします。
田舎者とすっぱのやり取りも最初は先日の宝の槌と同様ですが、仏師を探しているというところからこの曲や仏師独特の展開となってきます。
さてこのつづきはまた明日に
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